便秘とは?

日本人女性の便秘人口は、「2人に1人は便秘」だと言われています。
食べ物は約半日から24時間以内に排泄されるのが理想的なのですが、これがうまくできていない人が多いのです。
便秘とは一般に排便の無い期間の長さ(排便が3日以上無い、週に3回以下しかないなど) 排便の困難さ、残便感 などで認識・診断されますが、日本内科学会の定義では 「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」 となっています。
また便秘は子供や高齢者に多く見られ、男性よりも女性に多いのです。
これには科学的な根拠があり、社会的なものから生活習慣的なもの、 そして女性独特の身体構造に大きく関与していると言われています。

1-1 「食事と排泄の基本」を忘れた現代人

便秘は様々な病気や、体の不調に関係があるといわれています。
身近な症状では「頭痛、肩こり」をはじめ「肥満」や「吹き出物」など様々な症状と 関係性があるといわれていますが、もっと怖い「生活習慣病」や「がん」 の原因を作り出す原因にも考えられているということです。 また、日本人は魚を食べるので、世界で一番重金属が体にたまりやすく、脳にも悪影響を及ぼすとも言われているます。体の中に入った重金属、農薬、添加物、水銀やカドミウムなどの残留物などは、最も腸に溜まりやすく、コーヒーエネマ以外で体外に出すことができにくいのです。 腸内の不要物はなるべく早く出す!これが大切なのです。

1-2 便秘とは

世界的に年々増加傾向にあるといわれる「大腸がん」が増えた理由のひとつの原因がこの便秘ではないか?といわれています。 「おなかが張る」という症状も直腸がんの症状の傾向のひとつなので定期的に内視鏡検査を受けるなどの注意が必要です。

1-3 便秘が「がん」をもたらすこともある

便秘の要因として良く言われているのは近年の食生活の欧米化です。 他には「朝ごはんを食べないこと」もよくあげられますが、 めまぐるしい現代では「なかなか朝食を食べる余裕がないから。」という方が多いのではないでしょうか?
あとは忘れてならないのは、ダイエット。食事制限を伴うダイエットは便秘を引き起こす大きな要因です。

1-4 腸内に腐敗物があると大腸で毒素が発生!

便秘になると腸内にたまっている便が腐敗して悪玉菌や活性酸素が繁殖し、 アンモニアやごみ処理場などに発生しているのと同じ硫化水素などの強力な有毒物質をつくります。 これらの有害物質の中には発ガンを促すものもあり、大腸の粘膜を刺激して「大腸ガン」の原因になる可能性がある。と言われているのです。 この有害物質は大腸から吸収され、血液に入り込み全身をめぐって、肝臓や腎臓などの体の各器官の細胞を攻撃するなど体全体の免疫力や生理機能を低下させます。 女性は特に気になる肌荒れ、にきびなどが便秘と深い関係があるのはこのためです。

1-5 サインが出ているのに放っておく人が多数!

便秘は「症候性便秘」と「習慣性便秘」に大別されます。 器質性便秘とは大腸に病気があり、大腸の正常な働きができなくなったり、 腸管が狭くなったり、または元々大腸の形質異常などによって、便(大便・糞)が通りづらい、 排便がスムーズにできない便秘のことです。 習慣性便秘は、便秘のなかでも最も多く、しばしば便意を我慢しているうちに、いつの間にか便秘になってしまったりなど、 生活習慣が大きく関与するとされており,予防のためには日常生活上の工夫が必要となります。

1-6 お腹の中の不要物はなるべく早く出す!

習慣性便秘については主に弛緩性便秘、けいれん性便秘、直腸性便秘の3つに分類されます。
■弛緩性便秘
腹筋力が弱くなったり、大腸系統の筋肉運動を調整している自律神経の失調により 腸の動きが悪くなり、排便が困難になります。高齢の方やお産を経験した女性に多く症状が見られます。
■痙攣性便秘
日頃のストレスや睡眠不足等により、腸が動きすぎ、腸が引き攣った状態になり、便の通りが悪くなることで起こる便秘です。 便意があってもなかなか出すことができず、出たとしてもごく少量のうさぎのような硬い便だけという症状が特徴です。 他にも、下剤の乱用したり、便秘や下痢を繰り返して、ガスや腹痛が起こる過敏性大腸炎などが原因としていわれています。
■直腸性便秘は
仕事が忙しくトイレにいけないなどの理由で、便を我慢することにより直腸が鈍感になってしまい、 便が溜まっても便意を催しにくくなるところに原因があると言われています。

2. なぜ現代人は便秘になりやすいの?

3食規則正しく食べる、便意を我慢しない、毎日の運動や水分補給、温野菜などから食物繊維をたくさんとるなど 生活上での工夫はたくさんできますが、現代ではなかなか全て実行できるという方は少ないのではないでしょうか? 快便のひとつのカギとして、おなかの善玉菌「乳酸菌」を増やすということもあげられます。乳酸菌は腸内に入り込んだ病原菌や悪玉菌の増殖を抑制する大きな働きがあるからです。また腸の機能アップにも貢献しますので、乳酸菌のような善玉菌の多い状態に保つということはとても大切なのです。 特に乳酸菌の代表格ビフィズス菌はオリゴ糖を原料に善玉菌作ることができますので、両方取り入れることがポイントになります。

3. 便秘=真夏の生ゴミ置き場

理想的な便とは色は薄すぎず濃すぎず、量は多く、重い方が良いと言われています。形状は太くてやわらかいのがベストです。そして、体調の良いときの便は、匂いが少ないといわれています。 自然な状態ではない便が排出された場合は、体内の不調を体が訴えているということになります。便は健康のバロメーターなのです。 自分の「普段の健康的な便」の状態を把握しておいて、便をチェックすることをお勧めします。 不要な残留カスや悪玉菌が腸からなくなると、排出される毒素を吸収しなくなるので 血液もサラサラになり、体も健康な状態に変身します

4-1 快便のカギを握る腸内細菌の働き

便秘薬など薬の濫用。一般に腸の蠕動を促進させるものが多いのですが、 何度もそれに頼ると身体が慣れてしまい、反応が鈍くなってきます。 それだけでなく、自立的な蠕動運動を阻害するために、 薬に頼らないと便通が難しくなる慢性的な便秘に陥りやすいと言われています。 下剤の濫用も、自然な排泄や排便サイクルを乱してしまう恐れがあるので、濫用すべきではありません。 。

4-2 便や便通の状態をチェック!

漢方薬はやさしいというイメージがありますが、副作用はゼロではありません。 飲み続けると肝臓に負担を与えるたり、薬草に含まれている物質が腸の粘膜に沈着して黒ずみ、ポリープやがんができやすい状態になると言われています。 安易に漢方に頼るのは考えものなのです。

5-1 便秘薬の常用は「危険」!

現代女性の関心の的ダイエット。 ダイエットをしているのだけれど、思ったような効果が出ない。あるいは、そんなに食べていないのになぜか太る。そんなあなたは便秘ぎみではありませんか? ダイエットの中心は、やはり食事制限になりますが、特に炭水化物を減らしたり、これも極端だと、かえって腸のトラブルを引き起こします。 十分な便意を起こすだけの便がつくられなければ、老廃物は排泄されないまま、腸の中に溜まってしまい、これが悪循環になるのです。 ダイエットがうまくいかない人で、「水を飲んでも太る」と思っている人もいるようですが、水を摂取しただけで太るということはありません。 ダイエット中は、食事から摂取する水分量が減ってしまいがち。そのうえ、水太りを嫌って、飲みものとしての水まで控えてしまっては、腸の中の水分量が減少して、かえって便秘起こすのです。 よい水を飲むことは、便秘を解消して腸をきれいにしてくれるうえ、新陳代謝がよくなるので、かえって肥満防止にも役立ります。
水分はたくさん補給しましょう!

5-2 漢方薬・アロエ・センナ茶も、長期間の常用は毒となる!

ダイエットも気になるところですが、美容への影響も忘れてはなりません。 排泄されずに体に溜まっている食べ物のカスや不要な老廃物は時間が経つと異常発酵し、腐敗が始まり毒素が生成されます。 その毒素が血液に吸収され全身をめぐり、様々な細胞に悪影響を与えるのですが、 美容の大敵、にきびや吹き出物、肌荒れなども引き起こす原因となります。 お肌の老化を防ぐためにもたまった便は排出し快便を目指しましょう。

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